参加者の声
■2008年2月〜2009年9月まで週1回自宅で稽古を行い、就職を機に卒業したA君との軌跡(ブログ記事まとめ・25記事ほどあります)
■坂田(37歳)
シェアハウスを経営している。 女性限定のドミトリー。 韓国人の女の子の留学生が中心だ。
「以前、一緒に住んでいたですけど、男の人はトラブって。その時同じように住んでいた韓国人の女の子が韓国に募集かけて、お客 さんを集めてます」
クリニックの空手クラスの生徒さんだ。
2009年12月に外来で通い、空手プログラムのデイケアに参加してくれた。
「エレベーターの脇に、空手プログラムのポスターが貼ってあって『いったいなんですか?』って聞いたら、主治医の先生に『デイナイトケア。よかったどう?』って」
1年弱ほど参加してくれた。
以前不眠症を患ったこともあり、今回はウツとして通ってきていた。
「治そう、って強い気持ちがあったので、やってみようと思ったんです。
できるだけ、投薬にも頼らずやっていきたいという思いもありました」
どうでした?空手。
「甘えなのか、ウツなのかわからない所があったんです。
何かやろうとしてできなくても『甘え』で出来ないのか『ウツ』のせいでできないのか。
思ったのは、稽古から(甘えでは)逃げないようにしようと。
気分が悪くて休むのは、無しにしよう
スパーリングはじまったら、相手は関係なく殴ってくるから。
そうやって追い込んでいったところはありました。
そうしていくうちに、普段の生活でも『甘え』と『ウツ』の違いがわかってくるんですよ!
やれない時がある。これはウツだからしょうがないっていう時と、甘えだなっていうのと
そういう時(「甘え」の時)はとりあえずやろう、と」
なるほど、わかるような気がします。
「自分が甘えなのか、ウツなのか
自分は甘えていない(=今は確かにウツの状況である)って確かめる”ツール”として有効だと思ったんですね。
体を動かしたい、ってのもあった」
ぶっちゃけ、おもしろかった?
「楽しかったし、年取ってからでも出来る感じがして。
顔面(パンチ)があると、年重ねるとキツイ。(レン空では顔面へのパンチ練習は基本的にありません。希望する場合初歩だけや ります)
もしケガしても、体だから、ほったらかしとけば治るかな、っていう一種安心感みたいなものもありました。
ケリがうまく出せるようになると、とくに楽しかった!
パンチは苦手だから。
ミット蹴ってても『あ、だんだんしっかり真横から蹴れるようになってるな!』とかわかって。
あと、同じレベルくらいの人とスパーするのも楽しかった!」
坂田さんは、クリニックを卒業してからも、自主的に週一回の(フルコンタクト・総合系)空手サークルに入って汗を流している 。
「近いし安いので。あと先生が『空手やるといいよ!』って言ってたし」
はい言ってました(笑)
やっぱり、レン空卒業しても、続けてくれるのがうれしいし、それが小さな目標の一つでもあります。
「関節技とかが今おもしろい。しばらく続けようと思ってます。
大げさにいうと…生きてる実感が持てる時間ですね」
坂田さんは、クリニックの空手の中でも、出席日数が多く、最終的に(クリニック内レン空基準での)S〜A〜F〜無級のD級に 一番最初に到達した生徒さんでした。
身体操作はうまいというわけではありませんでしたが『やる気』がとくにあって、スパーリングでも自分から進んでやっていまし た。
最後は、10人連続組み手(1分・5割〜7割くらいの力)を行って卒業しました!
(かなりまれなケースで、皆さんがこういう方ばかりではないです^^ ほとんどは、すごくソフトにやってますよー)
イベント「かくとう!」にも来てくれたり、卒業後は、みなさん、先生ー生徒から、友達になりましょう!^^
クリニックのプログラム(1時間15分くらい)
ストレッチ − 体あたため − 基本技いくつか − 受け返しパターンなど(月によってテーマが違う) − ミット打ち
− (希望者のみ)ライトスパーリング(軽い組手)
■ゆる空女子部・生徒さんのブログ
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